「杉の花粉」の独断と偏見に満ちた愛読書紹介コーナー

１２　「弱そーなもの」って錯覚

蹊・・・「弱そーなもの」って錯覚

　私は。
　「民主党」と
　「団塊の世代」と
　声高に『権利』なんて叫ぶ「弱者」や「犯罪者」と
　それを無意味に擁護する「人権保護団体（NPO）」と
　「ガキ」と「馬鹿」が。
　基本的にダッ嫌いなので。
　日記で良く攻撃してしまう。

　最近は。
　「建設的な内容」と云うよりは。
　何時もドレかを
　いや
　往々にて「民主党」～「馬鹿」は重なることが多いのだけれど。
　非難ばかりして終わっているよーな気がしている。

　復職後、３ヶ月が経過しよーとしてる。
　それほど気にはならないが
　・・「疲れ」が溜まってんだろう。

　人はストレスを感じると
　自分よりも「弱そーなもの」を攻撃して「憂（う）さ」を晴らすことが多い。

　それは。
　何時も「こーむいん」ばかりが攻撃されてるから明らかなこと。
　でも。
　民事事件の片一方になる場合を除いて。
　「行政機関」が持つ業務遂行上の権利は、一般市民に優先する。
　つまりは強制力を持つ・・のだ。
　だから。
　「行政機関」は決して弱くなんか無い。

　それに比べて「偉っそうなTV局」は。
　十数年前に
　「国政選挙において自由民主党を陥（おとしい）れる報道に徹した」って。
　当時の郵政省が、テレビ朝日の「放送免許更新」を拒否した。
　そのため。
　テレビ朝日は、２年間「仮免許」での放送を余儀なくされたのだ。
　だから。
　「行政当局」に「放送免許」で縛られている「民法TV局」が
　本気で「政府」や「行政」の批判なんて出来る訳が・・ない。

　予算で縛られてはいるものの
　経営委員会により「報道の公平性」が厳しく監視されているNHK。
　興味本位でない「政府・行政」批判が、許される唯一のTV局である。

　ただ。
　NHKは、「国際標準の報道に対する姿勢」を貫いている。
　だから。
　視聴者への「ミス・リーディング」を極力排除するため
　決して「アナウンサー」は、コメントなんかしない。

　幾ら公正に努めよーと。
　「イラク戦争」報道でも判るように
　「CNN」や「BBC」は米国贔屓（びいき）だし、
　「アルジャジーラ」は「イスラム」贔屓になってしまう。

　アナウンサーが、何もコメントしなくても
　「カメラ・ワーク」１つで・・全く違った報道になってしまうのだから。

　かつて。
　パパ「ブッシュ」大統領の時。
　「湾岸戦争」開戦に、当初「米国議会」は否定的だった。
　その時に流れたのが。
　「イラクがクウェートの油田施設を爆破したため、海岸まで流れ出したオイルに塗れた幼女の映像」
　この「ニュース映像」で。
　「米国議会」は・・イキナリ開戦に舵を切る。
　後から「この映像」は。
　「米国諜報機関」による捏造とされたが・・証拠なんてない。
　ただ。
　「この幼女は存在しなかった」と云うことだけが明らかになった。

　だから。
　NHKのニュース（報道）を観ていると
　重要な案件に関しては。
　必ず「賛成派」と「反対派」を、同じ時間流していることに気が付く。

　アナウンサーは決してコメントしない。
　出来るだけ客観的なニュース映像を流す。
　そして。
　賛否両論を必ず同時間放送する。
　こうして初めて。
　「事件」に対して、視聴者自身が判断できるのだから。

　これが。
　NHKに限らず国際的な報道姿勢である。

　最新情報の伝達に主眼を置いた「報道専門チャンネルCNN」では在り得ないが。
　かつての米国三大ネットワークで「ニュース・キャスター」なんてのが出現した。
　これが
　「アナウンサー」兼「コメンテーター」として高額な収入を得ることになる

　でも。
　「キャスター」は。
　「得意とする領域の事件」を「自分自身」で追っていて、その結果についてコメントする。
　だから「キャスター」の実態は。
　「報道記者」兼「アナウンサー」兼「コメンテーター」なのだ。
　ここまですりゃ・・「高額な収入」も仕方ないと思うのだが。

　ただ。
　ドッかの国じゃ。
　「音楽番組司会者」兼「お笑いクイズ司会者」なんてのが。
　「キャスター」を詐称（さしょう）し、「自分勝手なコメント」を始めてしまった。
　だから。
　当初のお目付け役「元朝日新聞論説委員」は。
　・・胃ガンを発症し、途中降板した。
　「素人の自分勝手なコメント」を「恰（あたか）も報道のような顔（つら）をして」放送することに
　「良識ある報道人」として・・耐えられなかったのだろう。

　当然。
　民主主義を標榜する、識字率が一定レベル以上の国では。
　こんな「馬鹿げた番組」なんて一顧（いっこ）だにされない。
　でも。
　亜細亜の先進国を自負する某平和主義国家じゃ。
　「コメントしてくれるので判り易い」
　と子供ばかりか、イイ大人までが・・有難がって見ていたらしい。

　中学校までマトモに勉強してりゃ。
　あの司会者の「間抜けなコメント」なんて
　１回見りゃ・・ウンザリするだろう？
　NHKのよーに
　「判断材料」が揃ってるだけじゃ自分で判断できないの・・か？

　日本国は昔から
　「為政者（権力者）」が決めたコトを、庶民は疑いもせず唯々諾々と従ってきた。
　そーして。
　明治維新なんて市民革命を起こす絶好の機会には。
　「ええじゃないかぁ～。ええじゃないかぁ～。」
　って・・阿呆のよーに踊ってたし。
　
　今の日本は違うっ！・・って？
　なら。
　如何して「そのまんま東」や「橋下弁護士」なんかが知事になるんだ？
　
　今の日本なんて。
　情報操作次第で、み～んな一斉におんなじ方向を向くんだよっ！
　だから。
　「カリスマ性のある指導者」が現れたら。
　一編に北朝以上の「専制国家」になっちまう。
　まぁ。
　在日米軍が介入して事前に阻止するだろーけれど。

　仕方ないっか。
　「負け犬の遺伝子」は・・急には変わらないのだから。
　
　あ～ぁ。
　また遣ってしまった。

　まぁ兎も角。
　今は猫かぶってる「行政機関」が・・牙剥きゃ手に負えないし。
　そーなりゃ。
　今は偉っそーなTV局が・・抵抗するとも思えない。
　先の「せんそー」の時。
　庶民を弾圧する軍事政権に、嬉々として迎合したマスコミを思い出せば・・直に判ること。

　自分よりも「弱そーなもの」を攻撃して「憂（う）さ」を晴らすことが多い。
　と書いたのだけれど。

　「うつ」で「ひきこもり」の私より「弱いもん」なんて・・いない。
　ので。
　自分の日記で「憂さを晴らす」ぐらい・・大目に見て欲しい。
　
　だから。
　「ダッ嫌い」って列挙した
　「犯罪者」の皆さん。
　
　如何かっ。怒らないでっ！
　
　その他はっ。
　・・如何でも良いけれど。